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【在留カード更新】遅いときの対処法と影響まとめ

  • sou takahashi
  • 6 日前
  • 読了時間: 9分


 

目次:


 

在留カードの更新を申請したのに、なかなか通知が届かず不安になっていませんか?「もしかして手続きに問題があったのでは…」と悩む方は少なくありません。本記事では、在留カード更新が遅い原因や確認方法、対処法をわかりやすく解説します。


1.在留カード更新が遅い理由とは



入国管理局の審査が遅れる原因


在留カードの更新手続きにおいて、入国管理局の審査が遅れる背景には複数の要因が存在します。


入国管理局の審査が遅れる原因
入国管理局の審査が遅れる原因

まず一つは申請件数の増加です。特に更新時期が集中する年度末や新年度前後は、留学生や就労ビザの更新が重なり、申請窓口が混雑します。


もう一つの要因は、申請書類の不備や記載ミスです。本人が気づかない小さな誤記でも、確認作業に時間がかかり、審査が一時保留になるケースがあります。


また、職務内容や在籍企業の状況によっては、追加での確認や資料提出を求められることもあります。これにより審査が通常より長引くことがあります。さらに、


入国管理局の職員数や業務体制にも限界があり、人手不足や担当部署の遅延が影響する場合もあります。更新をスムーズに進めるには、正確な書類の準備と早めの申請が重要です。


在留カードの更新にかかる日数の目安


在留カードの更新には、一般的に1週間から1カ月程度の期間がかかると言われています。


実際の審査期間は、申請時期や地域の入国管理局の混雑状況、申請内容の複雑さによって変動します。例えば、申請者が多数集まる東京入管などでは、混雑期に入ると2~3週間以上かかるケースもあります。


一方で、地方の入管では比較的早く処理が進むこともあるため、地域差も無視できません。また、書類の不備がないか、会社や学校からの証明書が正確かどうかといった点も、審査のスピードに影響を与えます。


更新にかかる時間を短縮するには、提出前に内容を丁寧に確認し、不備のない状態で提出することが欠かせません。できれば期限の1~2カ月前には準備を始め、早めに申請を済ませておくのが安心です。


2.在留カード更新が遅いときの確認方法



入国管理局の審査状況を確認する方法


在留カードの更新を申請した後、「今どの段階なのか?」と不安になる方は多いでしょう。


審査状況を確認する最も基本的な方法は、申請時に渡される「受付票」の内容を確認し、それをもとに直接入国管理局に問い合わせることです。電話での確認が可能なケースもありますが、混雑時はつながりにくいこともあります。


また、審査結果が郵送で届く場合がほとんどのため、個別の進捗を細かく教えてもらえることは少なく、あくまで「処理中か否か」といった大まかな状況を知るにとどまります。より詳細な確認を希望する場合は、本人または代理人が窓口に出向く必要があります。


申請者本人が来庁できない場合は、事前に委任状を準備することで代理確認が可能です。審査の流れや処理時間には個人差があるため、早期の申請が安心につながります。


オンラインで更新状況を確認するには


在留カードの更新手続きにおいて、オンラインで審査状況を確認できる仕組みがあるかどうかを気にされる方も少なくありません。


オンラインで申請した場合は、ご自身で審査の進み具合を確認することができます。


在留申請オンラインシステムの「申請情報一覧」⇒「申請状態」欄から確認することができます。




◾️詳細は以下の、かんたん操作マニュアルでご確認いただけます。




3.在留カード更新が遅い場合の対処法



更新通知のハガキが届かない原因と対応策


在留カード更新の際に送られてくるはずの通知ハガキがなかなか届かないと、不安になる方も多いでしょう。


まず考えられる原因として、申請時に登録した住所に誤りがあるケースが挙げられます。転居届を出していない、または転送設定がされていないと、ハガキが旧住所に届いてしまうことがあります。


また、審査が混雑していて発送自体が遅れている可能性も考えられます。対応策としては、まず郵便局に転送設定がされているかを確認し、次に入国管理局に直接連絡して発送状況を確認しましょう。電話がつながりにくい場合は、窓口へ出向くことも検討してください。


なお、更新通知のハガキが届かなくても、審査が完了している場合は、本人確認書類と受付票を持参すればカードを受け取れることもあります。焦らずに状況を確認することが大切です。


在留カード更新の期限が切れそうなときの対処


在留カードの有効期限が迫っているにもかかわらず、更新手続きが完了していない場合は、早急に対応が必要です。


期限切れの状態で在留することは不法滞在と見なされる可能性があり、場合によっては今後のビザ申請に不利になることもあります。


まず確認すべきは、すでに更新申請を行っているかどうかです。申請済みであれば、「受付票」があれば在留資格は一時的に延長されるため、期限が切れていても違法ではありません。


一方、未申請の場合は、直ちに入国管理局に出向いて申請を行う必要があります。混雑していても期限内の申請が重要です。


また、やむを得ない事情で間に合わない場合は、理由書を添えて相談することで、個別に対応してもらえる可能性もあります。日数に余裕がないときほど、迅速な判断と行動が求められます。


入国管理局に問い合わせるときの注意点


入国管理局に問い合わせをする際には、あらかじめ準備しておくべきポイントがいくつかあります。


入国管理局に問い合わせるときの注意点
入国管理局に問い合わせるときの注意点

まず、申請者本人であることを確認するために、受付票や在留カードの番号、申請日などの情報を手元に用意しておくとスムーズです。電話での問い合わせは平日の限られた時間帯にしか対応していないため、早めの時間にかけるのがおすすめです。


また、混雑していると電話がつながらないことも多いため、時間をずらして再度試みるか、直接窓口を訪れる選択肢も検討しましょう。


問い合わせ内容は簡潔にまとめ、必要な点だけを明確に伝えることで、職員側の対応も円滑になります。


日本語での対応が基本となるため、日本語に自信がない方は通訳者を同伴するか、翻訳アプリを準備しておくと安心です。事前準備を整えることで、不要なやりとりを避け、必要な情報を確実に得られます。



4.在留カード更新が遅れたときの影響とは



更新が遅れた場合の生活面への影響


在留カードの更新が遅れた場合、日常生活にもさまざまな支障が出ることがあります。



たとえば、銀行口座の開設や更新、携帯電話の契約更新などで、在留カードの提示が求められる場面は多く、期限切れの状態では手続きができないケースがあります。


また、賃貸契約の更新時や役所での各種手続きでも、カードの有効期限が確認されるため、更新が遅れることで生活の利便性が大きく下がる可能性があります。


さらに、一時的に不法滞在のような扱いになってしまうリスクも否定できません。そうした事態を避けるためにも、在留カードの更新は余裕を持って進めることが大切です。


早めに申請を済ませ、受付票をしっかり保管しておけば、万が一カードが手元にない期間があっても、各所で事情を説明しやすくなります。


勤務先・学校に与える影響とは?


在留カードの更新が遅れた場合、勤務先や学校にも影響が及ぶことがあります。


企業に所属している場合、有効な在留カードを提出できないと、法的に雇用を継続できないと判断されるおそれがあります。その結果、勤務停止や契約の見直しを求められることも考えられます。


学校に通っている場合も同様で、在留資格の証明ができない状態が続くと、出席停止や登録抹消の対象になることがあります。


どちらのケースでも、「更新中であること」を示す受付票があれば一時的に証明書代わりになることが多いですが、提出が遅れることで信頼関係に影響が出ることも否めません。


特に、アルバイト先や留学生を多く抱える教育機関では、法令遵守の観点から厳しく管理されていることが多いため、更新状況を早めに報告し、適切な対応を取ることが重要です。



5.在留カード更新が遅くならないための準備



更新に必要な書類と事前準備のポイント


在留カードを更新する際には、あらかじめ必要な書類をしっかりそろえておくことで、スムーズに手続きが進みます。


更新に必要な書類と事前準備のポイント
更新に必要な書類と事前準備のポイント

基本的に必要となるのは、「在留期間更新許可申請書」「パスポート」「現在の在留カード」、そして「証明写真」です。これに加えて、就労ビザの場合は雇用証明書や源泉徴収票、学生ビザであれば在学証明書や成績証明書が求められることもあります。


自治体によっては独自の書類が必要な場合もあるため、申請先の入国管理局の公式サイトを確認しておくと安心です。書類の記入ミスや不備があると、審査が遅れたり、最悪の場合は再提出になる可能性があります。


そのため、提出前にはコピーを取り、記載内容を二重チェックしておくことが大切です。余裕を持って準備を進めることで、更新手続きを安心して迎えることができます。


6.まとめ



在留カードの更新が遅れると、生活面や就労・就学にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、必要書類を早めにそろえ、申請のタイミングを見誤らないことが非常に重要です。


また、入国管理局の審査状況を正しく把握するためには、受付票の保管や窓口・電話での確認も欠かせません。オンライン申請を活用する場合でも、制度の仕組みや制限をよく理解したうえで行動することが求められます。


在留資格を守るためには、ただ期限内に更新すれば良いというだけではなく、情報収集・準備・対応を計画的に行う姿勢が必要です。日常生活を安心して続けるためにも、制度を正しく理解し、余裕を持った手続きを心がけましょう。


 

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